パリ五輪でも存在感を発揮した山下 photo/Getty Images
4人目の日本人選手に
マンチェスター・シティはなでしこジャパンのGK山下杏也加の加入を9日に発表した。
2027年までの3年契約を結んだ山下は、2014年に日テレ・東京ヴェルディベレーザに正式に加入。同クラブではリーグ3連覇に貢献し、3年連続となるリーグベストイレブンにも選出された。
2021年からは活躍の地をINAC神戸レオネッサへ移すと、そこでも守護神として躍動。21-22シーズンにはWEリーグ初代最優秀選手賞 (MVP)を受賞している。なでしこジャパンでも守護神を務める山下は今夏のパリ五輪にも出場を果たしている。
シティにはなでしこの司令塔である長谷川唯がすでに在籍しているが、今夏には清水梨紗と藤野あおばも加入しており、山下は4人目の日本人選手となった。
背番号31をつけることが決まった山下はクラブの公式で加入の喜びを語っている。
「まず、このような素晴らしいクラブとチームに参加できることを大変光栄に思います。ここにいられることを大変誇りに思っている」
「性格的に、とてもハングリー精神が強い。アジアでは様々なトロフィーを獲得したが、自分自身をレベルアップさせるためにも、挑戦する必要があると感じていた。誰もが知っている有名なクラブであり、今でも信じられない気持ちです。ベレーザ時代には、今いる長谷川唯選手と一緒にプレイしていたので、とても心強いです。また一緒にプレイできることを本当に楽しみにしています」
「また、尊敬するエデルソンと同じチームに加入し、同じユニフォームを着られるのも興奮しています。本当に楽しみです。昨シーズンは本当に惜しかったと、日本から試合を見ていてそう思いました。チームがタイトルを獲得できるようサポートし、チームに貢献したいです」
We are delighted to announce the signing of Japanese international @ananan6161 on a deal until the summer of 2027 pic.twitter.com/N90DbWM12z
— Manchester City (@ManCity) August 9, 2024