昨季セルティックで大活躍だったアイダ photo/Getty Images
古橋にとっては驚異のライバルに?
セルティック最前線の序列はどうなっていくだろうか。昨季ノリッジ・シティからレンタルで加入していたFWアダム・アイダが、このたび完全移籍でセルティックに加わることになった。
この動きについて英『Daily Mail』は、「ゼロからヒーローになった男」とアイダを取り上げている。というのも、昨季途中の1月にアイダをレンタルで獲得した時点では、それほど有名な存在ではなかったからだ。
ノリッジ・シティでの通算成績は116試合で17ゴールとなっていて、あまり印象的な数字ではない。一部ではセルティックのパニックバイとの見方もあり、期待は限定的だった。
しかしアイダは、加入早々から大活躍。セルティックでは19試合に出場して9ゴールと大暴れで、レンジャーズとの国内カップ決勝でも決勝ゴールを奪った。無名に近かったところから、セルティックのヒーローとなったのだ。
今季もセルティックの前線ではFW古橋亨梧が君臨しているが、アイダはタイプが大きく異なる。古橋との併用、あるいは古橋から1番手の座を奪う可能性もゼロではない。古橋も肩のコンディションが不安視されているだけに、セルティックにとってはアイダが重要な戦力となるはずだ。