攻撃だけでなく守備でも魅せた南野 photo/Getty Images
ボールへの反応の速さで日本は圧倒していた
2026年に開催される北中米W杯に向けたアジア最終予選がスタートし、日本は初戦で中国と対戦した。
サムライブルーは[3-4-3]でこの試合に臨み、大量7ゴールで中国を下した。遠藤航の先制点でリードを得ると、その後は常に日本の時間にとなり、途中出場の伊東純也にもゴールが生まれ、幸先の良いスタートを切ることができた。
この試合で日本は中国を圧倒したといえるが、特に両チームで差があったのは守備意識のところだろう。
日本は中国がボールを持つと積極的にハイプレスを仕掛け、相手の攻撃を遅らせていた。対する中国は遠藤に得点を許したあとは自陣に引くことしかできず、日本は自由にビルドアップが出来ていた。特に後半は3バック左の町田浩樹が高い位置を取ってチャンスメイクしており、攻撃に厚みを持たせている。
前半アディショナルタイムに南野が見せたプレスバックは日本の守備意識の高さを物語っていた。
カウンターから中国にボールを運ばれ日本が押し込まれるかと思われたが、南野が前線からダッシュでプレスバックを行い、相手からボールを奪っている。中国は前半のほとんどの時間を守備に追われており、ようやく自分たちの時間かと思われたところでのボールロストだっただけに、メンタルに与える影響は大きいと予想できる。
セカンドボールの回収も素早く迅速に行われており、90分すべての局面で主導権を握っていたサムライブルー。もちろんボールを持った時のクオリティも高いが、保持していないオフザボールの局面でも中国を圧倒していた。
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) September 5, 2024
日本ゴールラッシュ!
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町田浩樹の縦パスでイメージ共有
上田綺世のポストから南野拓実が2発目
AFCアジア最終予選
日本vs中国
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