タレントが揃うモロッコ代表 photo/Getty Images
今夏のパリ五輪で若手世代が3位に入ったことも記憶に新しいが、今のモロッコ代表は『アフリカ最強』のチームと言ってもいいだろう。
6日にはアフリカ・ネイションズカップ2025予選でガボン代表と対戦し、4-1で圧倒。
そこにマンチェスター・ユナイテッド入りを果たしたサイドバックのノゼア・マズラウィもおり、サイドバックは左にハキミ、右にマズラウィと実に豪華だ。
2列目にはスペインからモロッコ代表入りを選択したレアル・マドリードMFブラヒム・ディアス、ガラタサライでプレイするテクニシャンのハキム・ツィエクが入る。ボランチにはフェネルバフチェMFソフィアン・アムラバトもおり、全体的に実力者が揃っている。
ベンチからは昨季のUEFAカンファレンスリーグ得点王&MVPのオリンピアコスFWアユブ・エル・カービ、レヴァークーゼンFWアミーヌ・アドリ、さらにパリ五輪で活躍した197cmの大型MFアミル・リチャードソン(フィオレンティーナ)、20歳のビジャレアルFWイリアス・アコマックが出場しており、若手から中堅まで5大リーグでプレイする者が揃う。
アフリカ・ネイションズカップの予選ではガボン、レソト、中央アフリカと対戦するが、モロッコの敵ではないだろう。目指すは2026ワールドカップでのベスト4以上で、史上最高のモロッコ代表が完成の時を迎えている。