アイルランド戦でゴールを決めたグリーリッシュ photo/Getty Images
シティ加入後はサイドでの起用が続いている
長年指揮官を務めたガレス・サウスゲイトに代わって、リー・カーズリーを新監督に指名したイングランド代表。初陣となった9月の代表戦2試合はともにクリーンシートで勝利を収めており、素晴らしいスタートを切ったといえる。
そんな新生スリーライオンズで輝きを放っていたのが、ジャック・グリーリッシュだ。サウスゲイト政権時のEURO2024ではまさかの選外となった同選手だが、カーズリー体制初戦のアイルランド戦では追加点となるゴールを決めており、続くフィンランド戦でも先発で起用されている。
マンチェスター・シティでは主にサイドで起用されているグリーリッシュだが、今回の代表戦ではアストン・ヴィラ時代を思い出させるトップ下での起用となった。
英『The Athletic』はこの起用法をシティに輸入するのはどうかと提案している。
実際にグリーリッシュが担当するサイドにはジェレミー・ドク、サヴィーニョの2人がおり、シティの中でも充実しているポジションだ。今季も過密日程が予想されており、どこかのタイミングで中央でプレイするグリーリッシュを見てみたい気持ちもわかる。
特にロストせずボールを運ぶキャリー能力の高さは折り紙付きで、シティに対するハイプレスのメタになるだろう。
現在シティのトップ下に君臨しているのはケビン・デ・ブライネだが、彼は今季で契約が切れる。その後釜にはバイエルンのジャマル・ムシアラやレヴァークーゼンのフロリアン・ヴィルツの名前が報じられているが、グリーリッシュを中央に置く選択肢も悪くないといえる。