ライプツィヒでプレイするシェシュコ photo/Getty Images
代表メジャートーナメントでの2勝目が目標に
9日に行われたUEFAネーションズリーグのカザフスタン戦でハットトリックを記録したスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコ。まだ21歳と若い選手だが、ライプツィヒでプレイする195cmの大型ストライカーは高い確率でスロベニア史上最高のFWとなるだろう。
これがシェシュコにとって代表通算15ゴール目で、すでにスロベニア代表歴代得点ランク5位に入った。歴代1位はFCポルトやバレンシア、ベンフィカなどでプレイしたズラトコ・サホビッチ氏で、代表成績は80戦35ゴールだ。
シェシュコはここまで35試合で15ゴールとかなりのペースでネットを揺らしており、年齢的にはサホビッチ氏の数字を狙えるはずだ。
独『Bild』によると、シェシュコは今回のハットトリックについて「スロベニア代表としてハットトリックを達成することは、子供の頃にピッチ上で望んでいたことだった。もっと達成できることを願っている」と語っていて、シュシュコにとっては特別な一歩だ。
次なる目標は代表メジャートーナメントでの勝利だ。今夏のEURO2024はグループステージから決勝トーナメント1回戦まで4試合をこなしたが、その全てがドローという珍しい戦績だった(ベスト16はPK戦の末敗北)。EUROは今夏がスロベニアにとって2度目の出場だったが、まだ1勝もできていない。
ワールドカップでは2010年大会で1勝を挙げたが、出場はこれが最後だ。同国最高クラスのストライカーであるシェシュコを軸に、スロベニア代表としては代表メジャートーナメント2勝目を狙いたいところだ。