アル・ヒラルはサウジアラビア国内でもトップの実力を誇る photo/Getty Images
タレント力は圧倒的だ
やはり現在のアジア最強はサウジアラビア勢なのだろうか。昨季はUAEのアル・アインがアジアチャンピオンズリーグ(ACL)を制したが、これはちょっとしたサプライズと捉えられた。
昨季も優勝候補筆頭と評判だったのはサウジアラビア勢だったのだ。
今季もその構図は変わらないか。今季よりACLはアジアチャンピオンズリーグエリートと大会名も変わり、西地区と東地区からそれぞれ12チームずつが出場。各地区の12チームは欧州チャンピオンズリーグと同じリーグフェーズ制を採用しており、各チームが8試合ずつ戦うことになる。
そのうち各地区上位8チームが決勝トーナメントに進出するレギュレーションだが、『ESPN』は西地区よりサウジアラビアのアル・ヒラル、アル・アハリ、アル・ナスル、そして昨季王者アル・アインを優勝候補に挙げている。
「ACLがスタートして以降、王座を防衛したチームは1チームしかない。サウジアラビア勢は昨季のリベンジに燃えているはずだ。アル・ヒラルはジョアン・カンセロも獲得し、FWネイマールも復帰すれば大きな戦力アップとなるに違いない」
「アル・ナスルもクリスティアーノ・ロナウドに力を緩める気配はなく、優勝を狙っている。アル・アハリもアジアの大舞台で成功を収めたことはないが、ロベルト・フィルミーノ、リヤド・マフレズ、今夏獲得したイヴァン・トニーなど、かなりの戦力を誇っている」
タレント力の面でサウジアラビア勢に敵う勢力は存在しない。アジア制覇は絶対のミッションとも言えそうだが、スター集団の悲願は叶うか。
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