不調のチームを支える存在として期待されるフンメルス photo/Getty Images
まさに泣きっ面にハチ
待望されたマッツ・フンメルスのローマデビューがほろ苦いものとなってしまった。
そのフンメルスは、昨シーズン終了と共にドルトムントを退団すると、セリエAシーズン開幕後の9月初旬にローマへ加入。
そして10月27日の日曜日に行われたフィオレンティーナ戦でようやくデビューが実現。しかし4-1と3点ビハインドの67分に、パオロ・ディバラと交代で投入されたため、待望された彼のデビューを喜べるような状況になく、しんみりとピッチに迎え入れられることとなってしまった。その挙句、4分後には、フンメルスがまさかのオウンゴールを献上してしまったのだ。
コーナーキックからのヘディングシュートに対し、頭でクリアしようとしたところ、当てる位置をミスしたのか、ボールは自陣ゴールへと吸い込まれてしまった。
結局、その試合は5−1と大敗。ローマは不可解な監督解任があり、その後の不調とあって、まさに最悪のムード。フンメルスのデビューを祝福している場合ではないのだろう。
そんな時こそ、実績十分なベテランであるフンメルスがチームを引っ張って欲しいものだが、今後のローマとフンメルスはどうなってしまうのだろうか。彼らの奮闘に期待するばかりだ。