バルセロナで得点を量産したMSN photo/Getty Images
ネイマールがマイアミに豪邸を購入したとの情報も
回復に1年を要す大怪我から復帰したブラジル代表FWネイマール。現在はサウジアラビアのアル・ヒラルに所属しているが、そんなネイマールがアメリカのマイアミに豪邸を購入したとの報道が飛び出した。
この報道にサッカーファンが興奮するのは当然だろう。現在アメリカのインテル・マイアミではリオネル・メッシ、ルイス・スアレスがプレイしており、ネイマールがインテル・マイアミに移籍した場合は恐怖の攻撃ユニット『MSN』が復活することになる。果たしてネイマールの不動産購入はそれに向けた一歩なのか。
『MLS Multiplex』は、ネイマールが合流すればMLSがまた一段上の世界へ到達するのではないかと期待をかける。
「それが実現するならば、アメリカサッカー界の新しい章が始まるかもしれない。メッシの加入により、アメリカのサッカーは深い眠りから覚めた。もはやMLSは単にベテランが集まるリーグではなく、誰も予想しなかった広がりを見せている。視聴率も上昇しており、リーグは新たなエネルギーを得たのだ。メッシがMLSに変革をもたらしたのは言うまでもない。彼の存在でチケットの売り上げは伸び、SNSでも人気を得た。ネイマールにはカリスマ性、芸術的なテクニック、他にはないプレイスタイルがあり、さらにユニークな要素をもたらすだろう」
「ネイマールにとっても悪くない。2025年には33歳となるが、もはや彼は欧州トップリーグの厳しい要求にはついていきたくないのかもしれない。
その点MLSには絶妙なバランスがある。競争的な環境ではあるが、彼がPSGで感じていたようなプレッシャーはない。さらにアメリカはマーケティング大国であり、常にスターを求めている。ネイマールはアメリカでブランドを成長させ、新たなファン層と繋がれる」
アメリカの子供たちがMSNの共演を見るとなれば、サッカーを始める子供たちの数も増えるかもしれない。それはアメリカサッカー界のさらなる発展に繋がる。メッシ加入から急加速したMLSはさらなる進化を遂げるのか。ネイマールもそのピースとなり得る。
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