チャンスには果敢にボックス内に入り得点を狙うサヴォーナ photo/Getty Images
ユヴェントス下部組織出身でトップチームデビューしたばかり
ユヴェントスのSBニコロ・サヴォーナは、イタリア代表メンバーに選出された事実に驚いているようだ。
21歳のサヴォーナは、これまでユヴェントスの下部組織で育ち、今シーズンからトップチームに昇格した選手。
攻撃参加が魅力でボックス内に果敢に進入する姿勢が実を結び、今季既に2得点を挙げている。その活躍が認められて、11月中旬に行われるUEFAネイションズリーグのイタリア代表メンバーに選ばれた。
トリノ戦後の記者会見で、代表初招集について聞かれた彼は「代表チームのユニフォームを着ることができて誇りに思う。家にいて休んでいたので、信じられなかった。興奮して嬉しかった」と述べ、選出を初めて耳にした時の状況を明かした。
今シーズンのユヴェントスは、リーグ戦では無敗であるものの、引き分けが多く苦労している印象が強い。それでもここ2試合は無失点で抑えて2連勝。守備の面でもサヴォーナの貢献が窺える。彼はチームが守備面で実力を発揮できることに満足しているようで、「プレイスタイルと成熟度の面で我々は向上した」と自チームを分析。更に「新しい監督は異なるスタイルを要求しており、すべての仕組みを理解するには時間がかかる。道のりは長いが、試合ごとに改善している」と語った。
そして自身の得点については「こんなに好調なスタートを切れるとは思っていなかった。
すでに2得点を挙げているが、この勢いを維持するのは難しいだろう」と控え目な姿勢を見せた。
いずれにせよ、ビッグクラブでトップチームデビューしたばかりの新人が重宝されている事実は注目に値する。是非ともクラブでの活躍を代表でも見せてもらいたい。
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