ウズベキスタン代表でプレイするファイズラエフ photo/Getty Images
アジア最終予選でも才能を発揮している
14日に行われた2026ワールドカップ・アジア最終予選ではカタールに2-3で敗れてしまったが、ウズベキスタン代表はグループAでイランに次ぐ2位と好位置につけている。
ウズベキスタンは近年ユース世代が国際舞台で結果を出しており、U-20世代は昨年のU-20ワールドカップでベスト16入り。
そんな若手世代をリードする選手の1人がCSKAモスクワでプレイする21歳のMFアボスベク・ファイズラエフだ。同選手は昨年のU-20ワールドカップでも1ゴール1アシストの成績を残していた選手で、すでにA代表でも主力だ。
A代表の前線で中心選手といえば、セリエAでプレイしてきたローマFWエルドル・ショムロドフだ。しかし14日のカタール戦ではショムロドフが前半のうちに負傷してしまい、ウズベキスタンは代わりにファイズラエフを最前線へ入れている。
ファイズラエフも期待に応えて2ゴールを奪っており、改めて才能を示してみせた。『ESPN』も「その才能、攻撃的なポジションを複数こなせる能力から、今後10年にわたってウズベキスタンはファイズラエフを軸にチームを作ることになるだろう」と期待をかける。
まずは2026ワールドカップ出場権獲得だ。ウズベキスタンにとってはワールドカップ出場が大きな一歩になるはずで、ユース年代の進歩をA代表に繋げたいところ。その中でも若き才能のファイズラエフが世界レベルでどこまで通用するのか楽しみだ。