シティでのウォーカーは今季で見納めとなるのだろうか photo/Getty Images
ユース時代をシェフィールド・ユナイテッドで過ごした
2017年にトッテナムからマンチェスター・シティに加入し、右SBとしてチームを支えてきたカイル・ウォーカー。自慢のスピードでこれまで多くのWGを封じ込め、勝利に貢献してきた。
しかし、そんなウォーカーも34歳となり、衰えを隠せなくなってきている。今季はフラムのアダマ・トラオレ、ボーンマスのアントワーヌ・セメンヨの2人にスピード勝負で敗れており、以前のような絶対的な守備の強さは失われている。ビルドアップ時の貢献度の低さは変わらずとなっており、攻守両面で気になるところが増えてきた。
『talkSPORT』によると、チャンピオンシップのシェフィールド・ユナイテッドがウォーカーの獲得を目指しているようだ。シェフィールド・ユナイテッドはウォーカーの古巣であり、同選手はユース時代から在籍し、2008年にトップチームデビューを飾っている。
ウォーカーとシティの契約は2026年まで残っているが、今季のパフォーマンスを考えると、そこからの延長はなさそうだ。サウジやMLSがウォーカーの獲得を検討しているようだが、本人は古巣への復帰を希望しているという。
クリス・ワイルダー監督率いるシェフィールド・ユナイテッドは今季チャンピオンシップで好調を維持しており、18試合を終えて勝ち点38を稼ぎ首位をキープしている。このまま優勝となれば、ウォーカーは来季プレミアリーグの舞台でシティの相手選手としてピッチに立つことになるのかもしれない。