サイドから仕掛けるペックの突破力は見事 photo/Getty Images
南米からMLSへ向かうパターンは今後も増えるか
優勝決定プレイオフとなるMLSカップでニューヨーク・レッドブルズを2-1で撃破し、今年の年間チャンピオンに輝いたロサンゼルス・ギャラクシー。
チームにはDF吉田麻也、山根視来も所属しており、2人もこの一戦にフル出場した。
ただ、LAギャラクシーではもっと世界的に評価されるべきアタッカーがいる。今年ブラジルのヴァスコ・ダ・ガマから加わった23歳のブラジル人FWガブリエウ・ペックだ。
ウイングに入るペックは、プッチをも超える19ゴール15アシストと大爆発。ブラジルらしいファンタジスタ風なドリブラーで、攻撃のアイディアが面白い。セレソンでプレイしている選手ではないが、やはりブラジルのアタッカーはクオリティが高い。MLSは南米の選手にとっても魅力的な行き先の1つになっていて、ペックは大成功のモデルと言える。
今年のMLSではリーグ7位となる67回のドリブル成功数、アシストランク2位となる15アシスト、またアタッカーながら、チーム4位となる46回のタックルを成功させている点も見逃せない。
ヴァスコ・ダ・ガマ時代はそこまで有名ではなかったかもしれないが、ペックはアメリカの地で大きな成功を掴んだ。MLSから欧州へ向かうプランもあるはずで、23歳の年齢も魅力的だ。

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