シュツットガルトで出番を増やすウォルトメイド photo/Getty Images
シュツットガルトでまたFW新戦力がヒットしようとしている
昨季はブンデスリーガで2位、今季もここまで6位と好調を維持しているシュツットガルト。それを支えているのがFWのスカウティングだ。
近年のシュツットガルトはFWの補強を次々と当てている。2019年にはオーストリアのアドミラ・ヴァッカーから長身FWサーシャ・カライジッチ、2022年にはレンヌからFWセール・ギラシ、翌年にはブライトンから獲得したFWデニス・ウンダフがヒットするなど、このスカウティングは見事と言うしかない。
今夏にはギラシをドルトムントへ売却しているが、代わりにアウグスブルクからFWエルメディン・デミロビッチを獲得しており、デミロビッチはここまでリーグ戦7ゴールと結果を出している。
そんな先輩たちに続くだろうか。若手で興味深いのが、21歳の超大型FWニック・ウォルトメイドだ。ブレーメンのアカデミーで育ってきた198cmのドイツ人ストライカーで、世代別ドイツ代表でも結果を残してきた。シュツットガルトは今夏にウォルトメイドと契約を結んでいて、早くもトップチームで結果を出しつつある。
DFBポカールでは1回戦のプロイセン・ミュンスター戦、2回戦のカイザースラウテルン戦、ベスト16のレーゲンスブルク戦と3試合連続で得点を記録し、7日に行われたブンデスリーガ第13節のウニオン・ベルリン戦ではチームを勝利に導く2ゴールを記録。198cmのサイズはロマンたっぷりで、ブンデスリーガ公式は同じくシュツットガルトで活躍した200cmの大型FWカライジッチに近いタイプと評価する。
このままシュツットガルトで結果を出せば、ドイツA代表入りも見えてくる。198cmの大型FWは前線のオプションとして興味深い。シュツットガルトの目利きはまた当たるのか。