バルセロナで数々のタイトルを獲得したメッシ photo/Getty Images
クラブ最大規模の黄金期を築いた
インテル・マイアミのアルゼンチン代表リオネル・メッシが、スペイン『MUNDODEPORTIVO』のインタビューで、長く過ごしたバルセロナ時代に自身に影響を与えた人物について明かした。
バルセロナの下部組織出身で、2004年に17歳でデビューして以降、数々のゴールやタイトルでキャリアを彩ってきたメッシ。
そんなメッシはバルセロナで自身に影響を与えた人物について問われると、「2人いる」と応答。「僕が印象に残っている人は、まずはペップ(・グアルディオラ)。彼は監督として想像もできなかったようなことを成し遂げることができたからだ。そしてロナウジーニョ。彼が僕を受け入れてくれたこと、助けてくれたこと、トップチームでの最初の瞬間に僕を大いに助けてくれた」とペップとロナウジーニョのクラブのレジェンドの2人の名を挙げた。
ペップは2008−09シーズンにバルセロナのトップチームの監督に就任。メッシと共にいた4年間で、ラ・リーガを3回、チャンピオンズリーグを2回、国王杯を2回制覇するなど数々のタイトルを獲得。当時のバルセロナは、彼が生み出した様々な戦術もあってサッカー史上最強との呼び声も上がっていたほどだった。あれから10年以上経つが、ペップは今でもメッシのことを「世界最高の選手」と称賛している。またロナウジーニョはメッシのキャリアの最初期に共にバルセロナでプレイ。メッシのバルセロナでの初ゴールをアシストするなど、メッシとは兄弟のような関係性にあった。
メッシはこの2人以外にも他のバルセロナの選手についても言及。「チームメイトだったアンドレス(・イニエスタ)とシャビ、そしてここマイアミで一緒にプレイしている3人(ブスケッツ、アルバ、スアレス)のことも。そしてもちろん、ティト・ビラノバも特別な存在だ」とかつてのチームメイトや今共にプレイしている3人、そして12−13シーズンに監督を務めた恩師、ティト・ビラノバの名前を挙げた。