ゴールを決めたムキエレ(右) photo/Getty Images
今節屈指の好カード
10日(現地時間)、レヴァークーゼンはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節でインテル・ミラノと対戦し、1-0で勝利した。
昨シーズンのブンデスリーガ優勝チームのレヴァークーゼンとセリエAを制したインテルによる注目の一戦は、開始直後の3分にレヴァークーゼンのジェレミー・フリンポンの右サイドからのクロスにゴール前でネイサン・テラが右足で合わせてボレーシュートを放つが、これはクロスバーに当たりゴールならず。
しかし、その後はインテルも守備を立て直してレヴァークーゼンに得点チャンスを許さず、前半は0-0で折り返す。
後半に入ってもレヴァークーゼンがボール支配率で上回り、守りを固めたインテルがボール奪取からカウンターを狙うという展開がスコアレスのまま続く。そしてこのまま無得点で試合終了かと思われた90分、レヴァークーゼンがついに均衡を破る。
コーナーキックの流れからゴール前にクロスボールが蹴り込まれ、両チームの選手達が競り合った後のこぼれ球に反応したノルディ・ムキエレが右足でボールをゴールに押し込み、リーグフェーズではここまで無失点と堅守を誇っていたインテルを相手にレヴァークーゼンがついに先制する。
その後、試合は4分間のアディショナルタイムを経て1-0で終了し、レヴァークーゼンがホームで貴重な勝ち点3を獲得。暫定2位(勝ち点13)に浮上し、決勝トーナメントにストレートインとなるトップ8入りに向けて大きく前進した。