アタランタで活躍していた頃のサパタ photo/Getty Images
パワーも得点力も抜群
これまでウディネーゼやワトフォードでプレイしてきたナイジェリア人DFウィリアム・トロスト・エコングには、どうしても忘れられないアタッカーがいる。
エコングはリオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウドとも対戦した経験を持つが、最も苦労したアタッカーは他にいるという。
「アタランタにいた頃のサパタだね。2019年のことだったが、彼には近づくことも出来なかった。強すぎるし、速すぎる。素晴らしいフィニッシャーで、ペナルティエリアでの得点意識も高かった。あのシーズンは彼にかなりゴールを決められたと思う。個人的には悪夢のような存在だった」
アタランタで長く活躍したサパタは2018-19シーズンにセリエAで23ゴール、続く2019-20シーズンも18ゴールを挙げるなど、当時は1つの全盛期を迎えていた。186cmとサイズもあり、重戦車のように相手DFを引きずることの出来るストライカーだ。そのフィジカル能力はセンターバックのエコングにとっては厄介すぎたようだ。
トリノでも昨季は12ゴール、今季は怪我で離脱するアクシデントがあったが、開幕から7試合で3ゴールと結果は出していた。その実力はもっと高く評価されるべきか。