ジョタは復帰後すぐにゴール photo/Getty Images
今後はカップ戦でもローテーション必至
ここまで好調のリヴァプールだが、リーグ戦直近2試合ではニューカッスルに3-3、フラムに2-2と、2試合続けてポイントを落としてしまった。1試合消化が多いとはいえ、2ポイント差でチェルシーが追いかけてきていることを考えると安心はできない。
直近2試合に限れば守備面に問題があったと言えるが、攻撃陣はここからもっと豪華にできる。フラム戦では負傷離脱していたFWディオゴ・ジョタが復帰し、途中出場からいきなりゴールを記録。さらにリヴァプール移籍後はかなり影の薄い存在となっていたFWフェデリコ・キエーザもベンチに戻ってきている。
序盤からフル稼働のFWモハメド・サラー、ルイス・ディアス、コーディ・ガクポ、ダルウィン・ヌニェスと合わせ、6枚のカードが揃う。18日にはサウサンプトンとのリーグ杯・準々決勝もあり、英『Independent』は指揮官アルネ・スロットが後半戦へ攻撃陣をどのようにローテーションしていくか注目している。
特にジョタの復帰は大きい。ジョタは能力こそ抜群に高いが、近年は筋肉系の故障が目立つ。シーズンをフルに戦えたことは少なく、今季も10月から1か月半ほど離脱することになってしまった。フル稼働を求めるのは厳しいかもしれないが、出場時は高い得点力を発揮してくれる。
ヌニェスが全コンペティション合わせて18試合3ゴールに留まっていることを考えると、ジョタこそスロット体制の1番手FWと言える。最近はディアスを前線中央に配する機会も多かったが、ジョタが戻ることで左にディアス、右にサラーの組み合わせも復活できる。
そこにキエーザも絡めれば、攻撃陣は盤石だろう。