アトレティコはラ・リーガ首位に立った photo/Getty Images
立ち上がりは苦しんだが……
今季序盤のラ・リーガではハンジ・フリックを指揮官に迎えたバルセロナが見事なスタートを記録し、このまま首位を独走するかと思われた。
しかし、年内最終のゲームでアトレティコ・マドリードがバルセロナを2-1で撃破。
アトレティコが首位に立ち、前半戦を折り返すことになった。
序盤のアトレティコからは想像のつかない結果だったかもしれない。序盤はエスパニョールとスコアレスドローに終わったり、レアル・ベティスに敗れるなど勝ち点の取りこぼしが目立つ不安定な立ち上がりだったのだ。早々にアトレティコが優勝争いから漏れたと考えた人もいただろう。
それが11月からペースアップし、7連勝で年内の戦いを終えた。まだ2位レアル・マドリードとは勝ち点差1、3位バルセロナとの勝ち点差は3ポイントと、安心できる点差ではない。それでもアトレティコがリーグの頂点に立つ可能性もゼロではない。
スペイン『MARCA』にて、アトレティコのエンリケ・セレソ会長も自信を口にしている。
「我々が首位に立つのはこれが初めてではないし、最後でもない。年内の戦いを首位で終え、チームやサポーターの空気を考えれば、これを続けていく自信が湧いてくる。我々は多くのシーズンでトップ3に入ってきた。その中でも優勝したシーズンが最も困難だった。
今季はチャンピオンになる可能性があるよ」
果たしてアトレティコはこのまま逃げ切れるのか。バルセロナの失速とアトレティコ&レアル・マドリードの復調もあり、ラ・リーガは一気に荒れ模様だ。
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