インテル・マイアミをリードするスアレスとメッシ photo/Getty Images
世界の注目を集めるクラブへ
昨年のMLSで歴代最多となる勝ち点74を稼ぎ、アメリカを代表するクラブの1つになったインテル・マイアミ。チームの中心にはリオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ジョルディ・アルバ、セルヒオ・ブスケッツの元バルセロナ組がおり、彼らのおかげで世界的注目度も急上昇だ。
マイアミはここから新シーズンの戦いへ向けてプレシーズンツアーに向かうが、今年は北中南米を巡る予定となっている。まずは19日にメキシコのクラブアメリカと対戦し、30日にはペルーに遠征してウニベルシタリオと対戦。本拠地エスタデイオ・モヌメンタルは8万人を収容する巨大スタジアムで、メッシやスアレス効果で多くの集客が見込める。
2月に入ると、3日にパナマで地元クラブのスポルティング・サン・ミゲリートと対戦し、9日にはホンジュラスでCDオリンピアと対戦する。
『ESPN』によると、マイアミの運営責任者ラウル・サンレヒ氏も今回のツアーへ手応えを口にしている。
「我々は待ちに待った2025年へ向けての準備を始める。アメリカ大陸で国内外の相手と5試合をこなせることを嬉しく思っている。これらのゲームは今年のクラブワールドカップ、CONCACAFチャンピオンズカップ、リーグカップ、MLSを戦う我々を最高の状態へと導いてくれることだろう」
こうしたツアーを企画できるのもメッシやスアレスがいればこそであり、クラブワールドカップも控える2025年はマイアミにとって勝負の1年となる。