クラブ・レオンでプレイするハメス photo/Getty Images
チームメイトはハメスとの共闘に喜び
スペインのラージョ・バジェカーノでは思うようなパフォーマンスを見せられなかったが、コロンビアの英雄ハメス・ロドリゲスの闘志はまだまだ消えていない。
コロンビア代表を2026ワールドカップへ導くべく、ハメスは今冬にメキシコのクラブ・レオンへと移籍。
ラージョでこそ上手くいかなかったが、ハメスはコパ・アメリカ2024でコロンビア代表の準優勝に貢献&大会MVPに輝くなど、代表の方ではトップクラスのパフォーマンスを見せている。環境さえ整えば、クラブでも数字は出せるはずだ。
レオンの前線でハメスと共にプレイするFWジョンディル・カディスは、ハメスとのプレイを『夢のよう』と語る。すでにハメスのアシストからゴールも決めており、早くもハメスはレオンでキーマンとなりつつあるようだ。
「ハメスとのプレイは夢だね。彼がボールを持って前を向けば、自分のところへボールがくると分かる。だから走るんだ。対戦相手は彼にマークをつけたがるし、それが他の選手に自由を与えることに繋がる。彼へのマークは諸刃の剣なんだ。彼のマークに集中が集まれば、他の選手が空く。逆に彼をフリーにすれば、パスやシュートで相手を打ち負かせる」(『Foot Mercato』より)。
2026ワールドカップまで残り1年半。ハメスはコロンビアにとって絶対のスターであり、国民の多くがハメスの100%を求めている。そのためにもレオンで状態を上げてほしいところだが、今のペースを2026年へ繋げられるか。