那須川天心、元王者モロニー戦前の会見に登場　相手の挑発に「なめてもらっちゃ困る」「もうそのレベルにいる」と反論
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プロボクシングの世界でも、王者になることが目標の那須川　photo/Getty Images

両者、目も合わさず

プロキックボクシング界のスーパースター、那須川天心が、プロボクシング転向後6戦目となるジェイソン・モロニー戦前の会見に臨んだ。

対戦相手のモロニーは、前WBO世界バンタム級王者。

前回の試合で武居由樹に敗れ、王座陥落していた。それでもこれまでプロボクシングのキャリアは30戦27勝3敗と素晴らしい成績を収めており、再起戦となる今回の那須川戦に向けては「キャリアで最も重要な試合」と位置付けていた。

また彼は、ボクシング歴の浅い那須川に対し、自身への挑戦を「早すぎたことをわからせたい」と経験の差を指摘。勝利に対して並々ならぬ自信を語っていた。

それに対し那須川は、この会見で元王者の強気な発言に対し「まあ、それは誰もが言いますよね。どう考えても早いと思う」と前置きした後、「でも、もうそのレベルにいるというか、トレーニングの中でそれ以上のものを作ってきた自信がある。まあ、なめてもらっっちゃ困るよ。全部ぶつけにいくよ」と反論した。

会見のフォトセッションで並んだ二人は目も合わさず。会場は静かに闘志を燃やす両者の駆け引きに、一層強く緊迫感が漂った。那須川にとっては世界王者への道の試金石となる試合。運命の一戦は2月24日、東京・有明アリーナで行われる。

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