今季から川崎を率いる長谷部監督 photo/Getty Images
家長、エリソン弾で逆転
2025明治安田J1リーグ第3節で川崎フロンターレはアウェイでアビスパ福岡と対戦した。
名古屋グランパスとの開幕戦を4−0で勝利し、2節柏レイソル戦は1−1のドローで終えた川崎フロンターレ。
試合は15分、福岡の秋野央樹のスルーパスに反応したナッシム・ベンカリファが、川崎ディフェンスラインの裏へ抜け出しGKとの一対一を制して福岡が先制するも、42分に右サイドのフリーキックから三浦颯太がインスイングのクロスを入れ、そのボールに家長昭博が頭で合わせて川崎が追いつく。その後川崎は85分に途中出場の伊藤達哉が右サイドからアーリークロスを入れ、このボールにエリソンが頭で合わせて川崎が逆転。これが決勝点となり、川崎が2試合ぶりの白星を飾った。
古巣相手に逆転勝ちの長谷部監督は試合後の『DAZN』のインタビューにて「(試合の)入りもそんなに悪くなかったけど1失点したことはいただけなかった。分かりやすい簡単なプレイだったと思いますが、その失点以外は良かったと思います」と振り返り、「もう少し意図してボールを取る。意図して崩す。崩し方も得点の取り方ももう少し増やしたい」課題を挙げた。
これで川崎は2勝1分勝ち点7で2位につけ、一方の福岡は開幕3連敗で最下位となった。川崎フロンターレは次節、ホーム等々力で京都サンガF.C.と、福岡はアウェイでヴィッセル神戸と対戦する。