メジャー挑戦3年目、打率や走塁、守備に関してキャリアハイを目指す吉田 photo/Getty Images
昨年10月に右肩手術
ボストン・レッドソックスの吉田正尚が、日本時間3月3日に行われたニューヨーク・メッツとのオープン戦で順調な調整ぶりを見せた。
吉田はこの試合、5番、DHでオープン戦初出場。
初回、いきなり1死満塁の好機で打席が回ってくると、初球のスライダーが内角に甘く入ったところを力強くミートし、エンタイトルツーベースで2打点をマークした。初打席で状態の良さを見せた彼は、オープン戦にも関わらず、塁上で小さくガッツポーズを見せ、喜びを表現する姿も見られた。
続く彼の2打席目は3回、1死二塁の状況で訪れた。するとカウント1-2から、外角のスライダーをセンター前に返し、再び打点を記録する活躍を見せる。その後、5回の第3打席は左飛に終わったものの、結果的に2安打3打点と存在感を強くアピールした。
そんな好調な姿を見せた吉田は、試合後にこの日の打席を振り返ると「結果は関係なく、第1打席の初球を打つことができた。とても気持ちよかった」と語った。また「開幕までに準備が整うように努力しているし、気合を入れているところ」とも述べ、昨年10月に受けた右肩の手術からの回復も窺わせた。
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