バルセロナが人件費削減のためアンス・ファティ放出を本格検討　既に複数のクラブと接触か
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バルセロナのアンス・ファティ　photo/Getty Images

期待の逸材だったが…

バルセロナのアンス・ファティの退団はもはや避けられないようだ。

バルセロナの下部組織出身で現在22歳のファティは、リオネル・メッシ（現インテル・マイアミ）の退団後にエースナンバーの背番号10を託されるなどバルセロナの未来を担う逸材と期待されていた。



しかしファティは度重なる怪我で期待通りの活躍を見せることができず、期限付き移籍で加入していたブライトンから戻った今シーズンも筋肉系のトラブルなどで離脱することが多く、今年に入ってからの試合出場は1月25日のスペイン国王杯3回戦バルバストロ戦での28分間のみとなっている。

こうした稼働率の悪さに加えてチーム屈指の高給取りでもあるファティは、もはやバルセロナにとって重荷とも言える存在になっている。そのため、スペイン紙『Sport』によれば、バルセロナ首脳陣はなるべく早い時期にファティを売却する方針を固め、期限付き移籍のオファーであっても受け入れ先がレンタル期間中のファティの給料を負担するという条件であれば応じる用意があると伝えている。

また、同紙はファティの獲得に興味を持つ複数のクラブとバルセロナが既に接触したこと、サウジアラビアやカタール、さらにアラブ首長国連邦（UAE）といった中東のクラブがファティを補強候補としてリストアップしているとも報じている。

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