ようやく復帰しこれからに期待がかかるバイエルン伊藤 Photo/Getty Images
キムらはスピードが足りない
シーズン前に負った中足骨の骨折が癒え、ようやくチームに復帰したバイエルン・ミュンヘンDF伊藤洋輝。現在は左サイドバックとして試合に出ることになるが、来季は違った使い方をされるかもしれない。
独『sky sports』のフロリアン・プレッテンベルク氏は、DFエリック・ダイアーが来季放出濃厚であることとともに、伊藤とヨシプ・スタニシッチが来季のセンターバック候補として考えられていると伝えた。両選手がセンターバックをこなすことができるため、ダイアーの契約延長は現在予定されていないという。
もちろんチームにはダヨ・ウパメカノとキム・ミンジェがいる。しかし両選手はスピード不足を露呈する場面があり、その点が前がかりになりがちなバイエルンのアキレス腱となることがしばしば。4-1で敗れたCLバルセロナ戦のように、裏を突かれて大量失点する試合もあった。
伊藤とスタニシッチは引き続きサイドでの起用がメインではあるようだが、対戦相手や状況によってはスピードが求められる場面が必ずあるはずで、その場合ウパメカノやキムよりも適任となりうる。少し変化を見せそうなバイエルンの守備ラインだが、伊藤らが鍵を握ることになるかもしれない。
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