29戦全勝26KOのモンスター井上尚弥 photo/Getty Images
米国開催の試合となる見込み
プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥の次の対戦相手が、WBA同級2位ラモン・カルデナスに最終決定したと『The Ring』が報じている。
井上の次の試合に関しては、これまで5月4日に米ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで、対戦相手はWBC世界スーパーバンタム級1位のアラン・ピカソが最有力候補として見られていた。
ところがピカソ陣営と交渉決裂。突如WBA同級2位ラモン・カルデナスが次の候補となったことが噂されていた。同メディアは、先日、そのカルデナス戦を行うことで大橋ジムの大橋秀行会長と米大手のボクシング興行会社トップランクのボブ・アラムCEOとの間で合意が行われたことも知らせていた。
井上本人も、先日、番組収録後にインタビュー応じ、カルデナスに対し「チェックした。映像を見ている。あとは察してほしい」と語り、正式決定が近づいていることを伺わせた。
カルデナスは26勝14KO1敗の素晴らしい成績を収めている右オーソドックススタイルのボクサー。IBF8位、WBO10位と他団体でも世界ランク入りしており、17年4月以降は14連勝をマークしている。
もし最終決定の情報が本当であれば、近日中にも大橋ジムから正式発表があるかもしれない。その動向に注目したい。