アストン・ヴィラのラッシュフォード Photo/Getty Images
難しい決断だ
イングランド代表のメンバー選考に、ワトフォードなどで活躍したトロイ・ディーニー氏が異議を唱えている。『talkSPORT』が報じている。
ディーニー氏は、トーマス・トゥヘル監督が発表した代表メンバーに、マーカス・ラッシュフォードが選出されたことに対し、アストン・ヴィラのジェイコブ・ラムジーらの方が代表に相応しいと主張しており、ハリー・ケインのバックアップ要員としてラッシュフォードが選ばれた可能性を示唆しつつも、納得していないようだ。以下のように説明している。
「9番の選手層が厚くないので、ラッシュフォードはチームにいなければならないと思う。おそらくそれが、彼が2番手か3番手のストライカーとして招集された理由だ」
「正直に言うと、それは受け入れられないよ」
「はっきりさせておきたいのは、これはラッシュフォード個人に対することではないということだ。これは毎週のように努力し、素晴らしいパフォーマンスを発揮してきた他の選手たちが、ラッシュフォードのネームバリューのせいで見落とされてしまうということだ」
「ノッティンガム・フォレストのモーガン・ギブス・ホワイトやアストン・ヴィラのジェイコブ・ラムジーのような選手は素晴らしい」
トゥヘル監督率いるイングランド代表はワールドカップ予選に臨み、日本時間3月22日にアルバニア代表と25日にラトビア代表と対戦する。これらの試合でラッシュフォードは活躍を見せて、ディーニー氏のような、自身の招集に異議を唱える人々を納得させることはできるのか。期待が集まる。