チェルシー時代のエデン・アザール photo/Getty Images
チェルシーでは攻撃の中心人物だった
現役時代は長くチェルシーでプレイし、その後は中国やトルコ、クウェートにも渡ったジョン・オビ・ミケル氏。2022年9月に現役引退を発表し、その長いキャリアに幕を閉じた。
そんなミケル氏は『talkSPORT』に出演し、これまでともにプレイした選手の中で最高の選手は誰かという質問に対し、チェルシー時代のチームメイトであるエデン・アザール氏の名前を挙げた。
「技術的に? それはエデン・アザールだと思う」
「もし彼がクリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシのようにトレーニングしたらどうなるのか想像してみて欲しい」
「彼はトレーニングが好きではなかった。才能があったから、トレーニングの必要がなかったんだ」
「彼は練習せず、土曜日の午後3時からの試合に出て勝利に貢献し、MOMに選ばれていた」
そういった態度のアザール氏に対し、ミケル氏はトレーニングへ向かうよう説得を試みたこともあったが、「いや放っておいてくれ。トレーニングには行きたくない。君がトレーニングに行ってきてくれ」とかわされてしまったという。
そんなアザール氏だが、2023年10月に引退を発表している。チェルシーから満を持して移籍したレアル・マドリードでは思うような活躍はできず、32歳という早すぎるキャリアの幕となった。
レアル時代は怪我が多く、2019年から2023年まで所属していたが、76試合にしか出場することができず、7ゴール12アシストという成績に終わっている。