U-21スペイン相手にハットトリックを決めたウォルトマデ photo/Getty Images
2026W杯でのドイツ代表入りもあるか
A代表でプレイする時も近いだろう。今季シュツットガルトで評価を伸ばしているのが23歳のドイツ人FWニック・ウォルトマデだ。
シュツットガルトでの活躍に加え、ウォルトマデはU-21ドイツ代表の主力でもある。今月25日に行われたU-21スペイン代表との親善試合ではハットトリックを記録。この世代では特別な才能を持つセンターフォワードと言える。
何よりの魅力は198cmのサイズにあり、それに加えて足下の技術も悪くない。シュツットガルトで見せるポストプレイやドリブルも印象的だ。『Get Footballnews Germany』は『身長2mのリオネル・メッシ』なんて呼び名もあると紹介しているが、それだけ足下の技術が評価されているということだ。
その部分はシュツットガルトを指揮するセバスティアン・ヘーネスも称賛しており、逆にヘディングのトレーニングをもう少しした方が良いと冗談交じりに語っている。
「彼は背が高い。そのサイズとテクニックの組み合わせは非常にユニークだね。彼はボールの扱いも素晴らしく、技術面で優れている。狭いスペースをドリブルで突破する術も知っている。彼はサイズを活かし、腕で相手をブロックできるんだ。
U-21ドイツ代表でのアピールも強烈であり、来年の2026ワールドカップでドイツ代表に入ることも不可能ではないだろう。近年のドイツはセンターフォワード不足に悩まされてきたが、ウォルトマデも解決策になり得る候補者の1人だ。