フル稼働により疲労が溜まったのだろう photo/Getty Images
ここにきてエースの離脱は痛い
FA杯準々決勝では今季好調のボーンマス相手に逆転勝利を収め、準決勝進出を決めたマンチェスター・シティ。前半リードを許したが、後半2ゴールを決めて白星を獲得した。
しかし、チームのエースストライカーであるアーリング・ハーランドが負傷交代するアクシデントが発生。試合後シティ公式が発表した声明によると、ハーランドは今後精密検査を受ける予定だという。
初期検査はすでに月曜に済ませており、そこで左足首の負傷が確認されたという。
今季のハーランドはフリアン・アルバレスがチームを離れたことでCFでのフル稼働が続いており、疲労が溜まっていたのだろう。
クラブはシーズン最終盤での復帰を目指すとハーランドの状態について言及しており、マンチェスター・ユナイテッドとのダービーがある4月は彼を起用できないのかもしれない。
ハーランド不在の場合はオマル・マルムシュがCFでの起用となるか。ポストプレイはハーランドに分があるが、スピードを生かした裏抜けはマルムシュも負けていない。
また、フィル・フォーデンの偽9番起用も選択肢の1つだろう。しかし、同選手は今季絶不調に陥っており、マルムシュが優先されるか。
CL出場権獲得に向けてハーランド不在という難題に立ち向かうシティ。ボーンマス戦では若手のニコ・オライリーが活躍するなどポジティブな話題もあり、若手がチームを救うことになるのだろうか。