テア・シュテーゲンはトップクラスのGKだが…… photo/Getty Images
2018W杯でも怪我明けのノイアーが優先された
今季は怪我で長期離脱を強いられているものの、バルセロナでプレイするGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンはトップクラスのGKだ。
バルセロナでも安定したパフォーマンスを続けてきたが、ドイツ代表の方ではなかなか1番手になれずにいる。
独『Bild』によると、テア・シュテーゲンもノイアーのことは大いにリスペクトしているようだ。しかし2018ワールドカップ・ロシア大会でのGK選考には思うところもあると振り返っている。
「僕は全てのGKを見て、取り入れられるものは取り入れている。マヌのスタイルは真似できないけど、彼のスローイングも分析してきた。彼のパワーをね。彼から学べることは多いよ」
「2018年の決断は僕にとって最も辛いものだった。僕はシーズンのほぼ全てのゲームに出場していて、最高のシーズンだったと思う。当時はアンフェアに感じたよ」
バイエルンのノイアーは2017-18シーズンの大半を怪我で棒に振っており、シーズン終盤にようやくベンチに戻ってくるような状態だった。しかしドイツ代表監督ヨアヒム・レーヴは2018ワールドカップでノイアーを守護神に指名した。
テア・シュテーゲンの方はEURO2020を怪我で回避し、その後もノイアーが2022ワールドカップ、EURO2024でゴールを守っている。
ただ、ノイアーも昨夏のEURO2024を最後に代表引退を表明した。テア・シュテーゲンも32歳とベテランの領域に入っているが、来年の2026ワールドカップこそはチャンスを手にできるかもしれない。