5・5ラスベガス、カルデナス戦、井上尚弥のファイトマネーは過去最高額　大橋会長は「勝ち方によってはこれからどんどん上がる」と期待
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カルデナス戦は魅せるボクシングをしたいと意気込みを語った井上　photo/Getty Images

会見後の囲み取材で言及

プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥が横浜市内のホテルで、日本時間5月5日に米ネバダ州ラスベガスで行われるWBA同級1位ラモン・カルデナス戦に向けた記者会見を開いた。

井上尚弥と言えば、4階級を制覇し、バンタム級とスーパーバンタム級では4団体統一を果たした世界最高峰のボクサー。

これまで2階級で4団体統一を達成したのは、ボクシング史上2人しかいない偉大な記録だ。

また井上は世界王座戦24連勝、世界王座戦22KO勝利など数々の記録を持ち、その圧巻のパフォーマンスと強さからパウンド・フォー・パウンドランキングでは常に上位にランクインしている。

そんな世界的に高い評価を受けている彼に対しては、ボクシングの本場アメリカから熱い視線が注がれている。この日、会見に同席した所属ジムの大橋秀行会長は、「チケットが売れていると聞いている。満員になるだろうし、思った以上にすごい」とアメリカからの反響が既に届いていることを明かすと、その後の囲み取材では「5000ドル（約73万円）の高い席が売れている。ファイトマネーも過去最高。勝ち方によってはこれからどんどん上がっていくので、この試合の内容が大事」と井上の価値がこれまでにないほど膨れ上がっていく時期が到来するとの予想も語った。

それだけにボクシングの聖地と言われるラスベガスでのカルデナス戦では、井上の実力を存分に見せつけてKO勝利で飾りたいところ。おそらくこの試合でも発揮される彼の圧倒的なスピードとパワー、そしてボクシング技術の高さに注目だ。

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