フェイエノールトでプレイする上田 photo/Getty Images
フェイエノールトのエースになれるか
今季途中より、フェイエノールトはロビン・ファン・ペルシーを指揮官に迎えている。現役時代のファン・ペルシーはアーセナルやマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍したオランダのレジェンドストライカーであり、やはりFW陣の育成部分に注目が集まる。
期待したいのは、フェイエノールトでプレイする日本代表FW上田綺世の育成だ。今冬にFWサンティアゴ・ヒメネスが退団したこともあり、上田にはフェイエノールトで1番手FWの座を掴むチャンスがある。
オランダ『FC Update』によると、ファン・ペルシーも上田のポテンシャルを高く評価しているようだ。特にフィジカル部分を評価していて、ミランへと移籍したヒメネスと同じくらい優秀なFWになれるはずとの見解を示している。
「ストライカーが満たすべき条件は理解しているつもりだ。フィジカル面で言うなら、例えば彼の太ももを見ればいい。お尻もだ。良い基盤があれば、スピードを上げられる。彼はそうした素質を持っている。守備面、ボールを保持する部分でも彼はチームの重要プレイヤーだ」
ゴールは決められなかったが、上田は5日に行われたAZ戦で先発に入っている。現在はフリアン・カランサとポジションを争っているが、ファン・ペルシーの中では上田の方が序列が上と見ていいか。
ファン・ペルシーは上田のフィジカル部分を評価しているようだが、やはり絶対的エースとなるには得点数が必要だ。