ベンフィカでプレイするパヴリディス photo/Getty Images
ギリシャ代表の希望に
ポルトガル1部リーグでは、6日にFCポルトVSベンフィカの名門対決が行われた。このゲームで最高の輝きを放ったのがベンフィカに所属するギリシャ代表FWヴァンゲリス・パヴリディスだ。
パヴリディスは昨夏にオランダのAZから加入したセンターフォワードで、今回のポルトとの大一番でもハットトリックを記録。チームを4-1の勝利へ導いており、ベンフィカはリーグ首位を走っている。
パヴリディスはチャンピオンズリーグの方でもバルセロナ相手にハットトリックを記録するなど、今季は7ゴールを記録。惜しくもチームはベスト16で敗れたが、パヴリディスのことを記憶したサッカーファンも多いはずだ。
ベンフィカは2023年にFWゴンサロ・ラモスをパリ・サンジェルマンへ売却しているが、スペイン『SPORT』はパヴリディスが完璧な後釜になったと評価。今季は国内リーグで14ゴールを挙げているが、これは得点ランク3位の数字だ。
16ゴールで2位のポルトFWサム・オモロディオン、そして31ゴールを挙げて得点ランク首位を独走するスポルティングCP所属FWヴィクトル・ギェケレシュの数字には届かないが、パヴリディスの得点力も見事だろう。
昨季はAZのエースとしてエールディヴィジで29ゴールを記録し、PSVのFWルーク・デ・ヨングと並んで得点王のタイトルを手にした。その得点力はベンフィカでも存分に発揮されている。
さらなる楽しみはギリシャ代表でのパフォーマンスだ。ギリシャは今季のUEFAネーションズリーグでもリーグBのグループ2で5勝1敗と結果を出しており、昨年10月にはパヴリディスの2ゴールでイングランド代表にも勝利している。
今年3月に行われた昇格プレイオフでもスコットランドを2戦合計3-1で撃破しており、2026ワールドカップで楽しみなチームの1つと言える。前線で体を張れるパヴリディスもワールドカップで見たいストライカーで、パヴリディスの活躍はギリシャサッカー界にとっての希望となっている。
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— SL Benfica (@SLBenfica) April 7, 2025
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