準々決勝1stレグではレアルを粉砕したアーセナル photo/Getty Images
レアルとの1stレグでも強さを見せた
チャンピオンズリーグ準々決勝1stレグではレアル・マドリードを3-0で撃破したアーセナル。まだまだ油断は禁物だが、ベスト4進出へ有利な立場にあるのは間違いない。
レアルをも撃破してのベスト4進出となれば、優勝を期待せずにはいられない。アーセナルは2003-04シーズンにティエリ・アンリらを軸にプレミア無敗優勝を成し遂げているが、現役時代にマルセイユやチェルシーでプレイした解説のトニー・カスカリーノ氏は、今季のチームがCLを制覇すれば無敗優勝チームを上回る評価を手にできると主張する。
「CL制覇の方が大きな功績だろう。無敗優勝チームも素晴らしいが、CL優勝はね。対戦するクラブのレベルを考えれば、そう言えるだろう」(『TalkSport』より)。
アーセナルが最後にCLベスト4に入ったのは2008-09シーズンのことだ。当時は準決勝でマンチェスター・ユナイテッドに2戦合計1-4で敗れており、そこからは7シーズン連続でCLベスト16敗退を経験するなど欧州で難しい時間が続いた。
今季は16年ぶりとなるベスト4入りの期待があり、2005-06シーズン以来となる決勝進出も狙いたいところ。まずはレアルとの2ndレグをきっちり制する必要があるが、ミケル・アルテタはチームを欧州の頂点へ導けるか。