大一番でも先発したルイス・スケリー Photo/Getty Images
試合前も電話でリラックス
UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝で、アーセナルは前回王者レアル・マドリードを合計5-1と大差で破った。期待された逆転劇は起こらず、アウェイでも2得点の勝利。
『TNT Sports』に解説として出演した元マンチェスター・ユナイテッドDFリオ・ファーディナンド氏は、特に18歳のDFマイルズ・ルイス・スケリーの戦いぶりに感銘を受けたようだ。若いルイス・スケリーに浮ついたところはなく、敵地サンティアゴ・ベルナベウのプレッシャーの中でも終始落ち着いており、終盤にはお得意のスラロームで大胆にボールを運ぶシーンも見せた。
「申し訳ないけど、彼は本当に18歳なのかい?」と同氏は改めて驚きを露わにした。
「彼の生年月日は、正しいよね? ボールを持っているときも持っていないときも、とても落ち着いてクールに見えるよ」
「試合前、彼はただ電話で話したり、くつろいだりしていたよ。彼は特別な存在だね」
10代とは思えないふてぶてしさと強靭なメンタルを備えたルイス・スケリー。レアルのホームであろうが、初のイングランド代表であろうが、彼の何をも恐れない強さは大きな武器だ。今季トップデビューしたばかりのルイス・スケリーだが、次戦のパリ・サンジェルマン戦でも持ち前の“ごん太メンタル”を見せてくれるだろうか、期待が高まる。