現在は監督業を離れているクロップ氏 Photo/Getty Images
「来シーズンの就任はない」
先日、レアル・マドリード監督として現場復帰するとの噂が流れたユルゲン・クロップ氏。現在はレッドブルのグローバルサッカー部門責任者としての職務についているが、ブラジル『UOL』は、同氏がレッドブルでの自身の役割に疲れ果て、不満を抱いていると報じた。
そんななか、クロップ氏の代理人マーク・コシケ氏は、こうした噂を否定。レッドブルで幸せであると独『sky sports』で主張した。
「欧州のトップクラブやいくつかの連盟から、クロップ氏に関する問い合わせが続いていると承知している。しかし、彼は来シーズン、監督に就任するつもりはない。レアル・マドリードでもブラジル代表でもだ」
「ユルゲンはレッドブルのグローバルディレクターとしての役割に満足しており、現在は契約が残っているので、これ以上言うことはない」
火消しに動いたコシケ氏。おりしもチャンピオンズリーグの準々決勝でレアルがアーセナルに敗れたタイミングだったため、噂が大きくなった面もあるだろう。今のところは、クロップの現場復帰の可能性は薄いようだ。
しかしコシケ氏が言及したのは、あくまで「来シーズンはない」ということだ。問い合わせが続いていること自体は事実であるようで、今後も引き続きクロップの現場復帰の話は出てくるだろう。