フォレストに敗れたトッテナム photo/Getty Images
フォレストに敗戦
リヴァプールOBのジェイミー・キャラガー氏はプレミアリーグ第33節ノッティンガム・フォレスト戦の後、トッテナムの守備陣を酷評したようだ。英『Daily Mail』が報じている。
この試合、開始早々の5分にCKの流れからフォレストのエリオット・アンダーソンに強烈なミドルシュートを決められたトッテナム。16分にはアントニー・エランガが左サイドからPA内にクロスを上げると、ミッキー・ファン・デ・フェンとグリエルモ・ヴィカーリオが飛び出し対応するが、クリス・ウッドに競り負け追加点を許した。
VARの結果オフサイドとなったが、9分にもウッドに絶妙な飛び出しからネットを揺らされたトッテナム。試合後キャラガー氏は「スパーズは本当にナイーブで、守備のやり方がまるでアカデミーのようだ」と酷評。さらにGKヴィカーリオのクロス対応については「これがトッテナムの大きな弱点だ」と語り、苦言を呈した。
ディフェンス陣に怪我人が相次ぎ苦戦を強いられている今シーズンのトッテナムはリーグ戦33試合目にして18敗目。クリーンシートは6試合に留まっているが、キャラガー氏は「監督の話を聞くと、同じような問題について話しているが、その問題を解決するのが監督の仕事」と語り、自分たちのミスから失点する守備をアンジェ・ポステコグルー監督が改善できていないと主張。
さらに同監督はもっとボールを持っていない時、特に守備面でのパフォーマンスも重要視すべきだと批判した。
プレミアリーグで苦戦続くトッテナムは現在16位。17位のウェストハムとは1ポイント差のみとここからまた順位を落とす可能性もある。優勝近づくリヴァプールとのアウェイ戦を経て、EL準決勝1stレグ・ボデ・グリムト戦を迎えるトッテナムだが、ポステコグルー監督は守備面でのテコ入れを行うことはできるか。