積極的にクロスを入れる戦いが効いている ここまで“152ゴー...の画像はこちら >>

攻撃陣が好調のバルセロナ photo/Getty Images

ヘディングのゴールが増えているのも特長的

ここまでリーグ戦で89ゴール、スペイン国王杯で19ゴール、チャンピオンズリーグで37ゴール、スーペルコパで7ゴールの計152ゴールを挙げているバルセロナ。

ハンジ・フリックの下で驚異的な破壊力を見せているが、スペイン『Mundo Deportivo』が大きな変化点と注目するのが『ヘディング』だ。



152ゴールのうち、バルセロナはヘディングで20ゴールを奪っている。最多はFWロベルト・レヴァンドフスキで、ヘディングで6ゴールを記録。さらにDF陣の貢献もあり、DFイニゴ・マルティネスとエリック・ガルシアがそれぞれ3ゴールずつ、空中戦を得意とするDFロナルド・アラウホも2ゴールを挙げている。

サイズのある選手が多いチームというわけではないが、これは積極的にクロスボールをペナルティエリアへ送り込んでいる証拠でもある。コーナーキックやフリーキックなどセットプレイも武器になっていて、以前のバルセロナに比べるとゴール前へ放り込むケースが増えている。

ラミン・ヤマルやペドリなど正確なキックを持つ選手が多いだけに、クロスも有効な武器だ。仮にクロスをクリアされたとしても、バルセロナお得意の超ハイラインの守備ですぐにプレスをかけてボールを奪い返せてしまう。そこから2次攻撃へと繋げることが可能となり、積極的にクロスを入れる攻撃は正しい選択と言えるだろう。これもゴール量産の理由だ。

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