F・トーレスとマッチアップしたリュディガー photo/Getty Images
バルセロナに延長戦の末、負ける
スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)決勝でバルセロナと対戦し、敗戦したレアル・マドリード。
先制許したレアルだったが、後半キリアン・ムバッペとオーレリアン・チュアメニのゴールで逆転に成功。しかし、終盤に追いつかれると、延長戦で逆転ゴールを許してしまい、2-3で宿敵バルセロナに敗れてしまった。
そんなこの試合でレアルの3選手にレッドカードが提示されたことに注目が集まっている。特に処分の行方が注目されているのがアントニオ・リュディガーだ。
120+2分にムバッペがゴール前でドリブルを開始しようとした際に手がエリック・ガルシアの顔に当たったため、デ・ブルゴス・ベンゴエチェア主審がファールをとったところ、レアル側が判定に激怒。残り時間少ないなか、1点のビハインドを許していたということもあり、レアルの選手たちは感情的になり、ベンチのメンバーも数人ピッチに入って怒りを露わにした。
中でも特に怒ったのがベンチに下がっていたリュディガーで、主審に向かって氷のようなものを投げつけ、駆け寄ろうとした。そのためスタッフやチームメイトに押さえつけられるような形にまで発展し、退場に。スペイン『as』は4~12試合の出場停止補分が下される可能性があると報じている。
そのあとすぐ試合は終了したが、審判に対して同じような行動をとったルーカス・バスケスとジュード・ベリンガムにもレッドカードが。バスケスの退場に関しては「我々の決定の一つに抗議し、数メートルにわたってピッチに入り、不服のジェスチャーをしたため」と理由が説明され、ベリンガムに対しても「試合終了後、彼は攻撃的な態度で私たちの位置に近づき、チームメイトに止められる事態になった」と報告されているという。
バスケスとベリンガムに対しても処分が下される可能性が高いようだが、リュディガーよりは軽いものになると予想されている。
バルセロナ優勢で試合が進むなか、不屈の精神を見せ、一度はレアルらしい逆転劇も見せた好ゲームだっただけに、後味の悪い結末になってしまった。
¡¡¡RÜDIGER SE VUELVE LOCO!!!
— MARCA (@marca) April 26, 2025
El defensa debe ser parado por todo el cuerpo técnico madridista porque se encaraba con los árbitros al final del encuentro contra el Barcelona pic.twitter.com/BVGwqALx3j