バイエルンで活躍を続けるケイン photo/Getty Images
昨季に続くブンデス得点王へ
今節マインツを3-0で粉砕し、ブンデスリーガ制覇へ王手をかけたバイエルン。今回のマインツ戦ではゴールを決められなかったが、バイエルンが首位を快走できている理由の1つにFWハリー・ケインの貢献が挙げられる。
ケインはここまでリーグ戦で得点ランクトップとなる24ゴールを記録しており、36ゴールを決めた昨季に続いてブンデスリーガ得点王に近づいている。
バイエルンでは長らくロベルト・レヴァンドフスキが絶対的エースとして君臨していたが、得点力ではケインがその穴を完全に埋めている。『Sambaslots』に対し、アーセナルなどで活躍した元フランス代表のエマニュエル・プティ氏もケインの貢献度を絶賛する。
「評論家の中にはブンデスリーガの優勝に大した意味はないと言う者もいるが、ブンデスリーガのクラブは近年欧州カップ戦でも結果を出しているからね。このリーグで優勝するのは簡単ではないよ。ケインはバイエルンでレヴァンドフスキの影を完全に払拭したね。彼を批判している人たちは、トッテナムが今どこにいるのか見るべきだね」
バイエルンは昨季こそリーグタイトルを逃してしまったが、今季はタイトル奪還へあと一歩だ。ケインにとっても悲願のタイトルであり、そこには特別な思いがあるだろう。
レヴァンドフスキ退団の穴を感じさせないケインの働きは見事であり、ケインは今季こそリーグタイトルを手にすべきだ。