ポステコグルーとマディソン photo/Getty Images
EL準決勝1stレグに挑む
トッテナムでプレイするMFジェムズ・マディソンは指揮官であるアンジェ・ポステコグルー監督への信頼を口にした。英『Sky Sports』が報じている。
昨シーズンよりトッテナムの指揮官に就任したポステコグルー監督だが、2年目となる今シーズンは大苦戦。現在はプレミアリーグ16位に沈んでおり、目標の1つであったCL出場権争いに参加すらできないまま、シーズンは最終盤を迎える。
主力選手に怪我人が相次いだことも今シーズンのトッテナムの低迷の理由だが、一貫性のなさからポステコグルー監督の手腕も疑問視され始めており、今シーズン限りでの解任も噂されている。準決勝まで残ったELのタイトルが指揮官の将来を大きく左右すると考えられているなか、マディソンは指揮官への変わらぬ信頼を語った。
「我々は監督を100%支持している。彼は偉大な人物だと思う。ヨーロッパでは良い成績を残してきたが、リーグ戦はおそらく容認できない結果だった。その責任は我々全員が負わなければならない」
「しかし彼は私の監督であり、上司であり、私は彼をとても尊敬している。監督の立場について、選手たちはその話には近づかないようにしている。なぜなら、監督の立場について話している人たちの話を鵜呑みにするのは健全ではないからだ。私はただ、毎日職場に来て、選手たちが監督の話を聞き、そのメッセージを受け止め、監督が望むプレイを心掛け、このクラブのために最善を尽くそうとしている姿を見ているだけだ」
「我々はヨーロッパリーグでは非常に良い位置にいる。彼の指揮下で特別なシーズンを送れる可能性は十分にある。
リーグでは散々な結果だが、トッテナムは長きに渡る無冠時代を終わらせる可能性もある。またELを制覇すれば、来シーズンのCL出場権を獲得できるため今夏の補強にも大きな影響を及ぼす。
まずはホームで行われる1stレグを勝利することが求められるトッテナムだが、今大会のダークホースとなっているノルウェーのボデ・グリムトに勝利できるか。