アーセナルの若き至宝マックス・ダウマン photo/Getty Images
アルテタが来シーズンの昇格を示唆
今シーズン、プレミアリーグタイトルこそ逃したが、CLでは準決勝にまでコマを進めたアーセナル。パリ・サンジェルマン(PSG)との1stレグは0-1で敗戦したものの、まだ逆転での決勝進出の可能性も残す。
そんなアーセナルで今シーズン嬉しいサプライズとなったのが、マイルズ・ルイス・スケリー(18)とイーサン・ヌワネリ(18)だ。まだ10代と若い2人だが、主力選手が怪我でいないチームを支えた選手らであり、ルイス・スケリーはイングランド代表デビューを飾るほどの大ブレイクを遂げた。
ヘイルエンドからクラブの未来を担う逸材が出てきたが、彼らにも負けない期待が寄せられている選手がいる。15歳のマックス・ダウマンだ。15歳ながらも今季U-18プレミアリーグで13試合に出場し12ゴール4アシストを記録しているダウマン。すでにトップチームの練習にも度々参加しており、今冬のドバイ遠征にも帯同している。
今シーズンのプレミアリーグでプレイするためには2024年8月31日までに15歳になっている必要があり、12月31日に15歳になったダウマンは今シーズンデビューできなかったが、来シーズンベールを脱ぐ可能性がある。
指揮官のミケル・アルテタは「攻撃的MFでプレイできる選手が揃っているし、ご存知の通り、マックス(ダウマン)ももうすぐ昇格する」(英『Daily Mail』より)と語ったという。またダウマンが来シーズンの計画に入っていることも示唆している。
同ポジションにはマルティン・ウーデゴー、ミケル・メリーノ、デクラン・ライス、ヌワネリなどがいるため出番は限られるかもしれないが、アーセナル期待の15歳は来シーズン注目すべき1人かもしれない。