EL優勝チームが来季のCL出場権を獲得するルールはおかしい?...の画像はこちら >>

現在のマンUはELに賭けている photo/Getty Images

そのボーナスがモチベーションになるとの考えも

現在ヨーロッパリーグは準決勝1stレグまで消化しており、1stレグではマンチェスター・ユナイテッドが敵地でアスレティック・ビルバオを3-0、もう一方のカードではトッテナムがホームでノルウェーのボデ・グリムトを3-1で撃破している。

今季マンUとトッテナムはプレミアリーグで苦しい時間を過ごしているが、ELを制した場合は来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得できる。

両チームにとってELは最後の希望なのだ。

しかし、EL優勝チームが来季のCL出場権を得る仕組みは正しいものなのだろうか。これに疑問を投げかけたのが元アーセナル指揮官アーセン・ヴェンゲル氏だ。

「間違っていると思う。優勝チームはCLではなく、ELでの自動出場権を得るべきだろう。特にプレミアではすでに5チームが出場権を確保しており、UEFAは再考すべきだ。一方で、ELを盛り上げていくにはCL出場権獲得のボーナスの必要との意見もあるだろうね」(『beIN Sport』より)。

ヴェンゲル氏の言葉通り、CL出場権があるからこそマンU&トッテナムを含む各チームが本気になっているところもあるだろう。このあたりのバランスは難しいが、サッカーファンは今の仕組みをどう思うだろうか。

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