ビッグセーブを連発したゾマー photo/Getty Images
幾度となくピンチを救った
CL準決勝2ndレグでバルセロナと対戦して延長戦の末、4-3の勝利を飾ったインテル。2線合計スコア7-6と壮絶な撃ち合いを制したインテルが決勝への切符を掴み取った。
両チームともに素晴らしいパフォーマンスを見せた選手ばかりだったが、中でも圧巻のパフォーマンスを見せたのがこの試合でプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出されたインテルの守護神GKヤン・ゾマー(36)だ。
カウンターから生まれたエリック・ガルシアの決定機をはじめ、ラミン・ヤマルのシュートなどことごとくストップしたゾマー。インテルはこの試合バルセロナに22本のシュートを許し、そのうち枠内へのシュートは10本となったが、『SofaScore』のデータによると、ゾマーはなんと7セーブを記録している。
他のGKであれば入っていてもおかしくないシュートもたくさんあったが、インテルの守護神は神セーブを連発。その圧巻のパフォーマンスに元マンチェスター・ユナイテッドのウェイン・ルーニー氏も脱帽したようだ。
「彼のパフォーマンスはトップクラスで、まさにマン・オブ・ザ・マッチに値する。トロフィーを獲得するため、決勝に進出するためには、ゴールキーパーが重要な場面で素晴らしいプレイとセーブを見せてくれることが必要だ。そして、彼はまさにそれをやってくれた。それが彼の仕事であり、彼はボールをセーブするためにそこにいると言う人もいるだろうが、重要なのは2試合の合計セーブ数だ」(英『METRO』より)
1stレグでも7セーブを記録したゾマーはまさに壁としてバルセロナの前に立ちはだかった。大激戦となったこの試合にインテルが勝利し、決勝進出を決めたのは守護神の存在が大きかったことは間違いないだろう。
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— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) May 6, 2025