マンチェスター・シティのハーランド photo/Getty Images
ペップ監督はどのような決断を下すのか
24-25シーズンのプレミアリーグは残り3節となっており、注目は来季のCL出場権をかけた争いになるだろう。現状では2位アーセナルから7位アストン・ヴィラまでチャンスがあり、残り4枠を6チームで奪い合うことになる。
昨季のプレミアリーグ王者で3位のマンチェスター・シティは第36節でサウサンプトン、第37節でボーンマス、そして最終節でフラムと対戦する。この3試合で2勝できればトップ5入りは確実といわれており、今節のサウサンプトン戦は重要な一戦となる。
そんなサウサンプトン戦に向けた前日記者会見に出席したペップ・グアルディオラ監督はチームの怪我人事情に触れ、エースストライカーであるアーリング・ハーランドは負傷から復帰し、試合に出場できる準備は整っていると、『Manchester Evening News』で語った。
「彼は(ハーランド)は準備ができており、体調も良好だ。先発させるかは明日決める」
ハーランドは昨季に続いて今季も序盤戦から得点を量産していたが、ボーンマス戦で足首を負傷してしまい、そこから欠場が続いている。前節ウルブズ戦ではベンチ入りしたものの、出番はなかった。
ハーランドは今季のシティで最も得点しているプレイヤーであり、彼の復帰は心強いが、起用は慎重になった方がいいのかもしれない。
シティはハーランド不在時のプランとしてケビン・デ・ブライネの偽9番を採用している。これがチームに安定感をもたらしており、シティはハーランドが欠場した第30節レスター戦から現在まで7試合負けなしとなっている。
そこでハーランドを復帰させ、デ・ブライネの偽9番を捨てるというのはリスクになると考えられるが、ペップ監督はサウサンプトン戦でどのような11人を選ぶのだろうか。