バルセロナでプレイするペドリ photo/Getty Images
2020-21シーズンの繰り返しは避けなければならない
惜しくもチャンピオンズリーグは準決勝敗退となったが、今季はすでに国王杯を制するなど充実のシーズンを過ごしているバルセロナ。そのチームで絶対的な存在となってきたのがMFペドリだ。
今季は攻守にフル稼働してきたわけだが、スペイン『as』が気にかけているのが怪我の問題だ。ペドリは10代の頃より才能を発揮しており、2020-21シーズンに合計75試合に出場してきた過去がある。この時はバルセロナでのプレイに加え、スペイン代表でのEURO2020、東京五輪があり、まだ体が出来上がっていなかった若いペドリを酷使しすぎたと問題視された。
実際このシーズンからペドリの怪我が続くようになり、思うようにプレイできない期間が生まれてしまった。今季もここまでクラブで55試合をこなしていて、プレイタイムは4300分を超えている。さらにスペイン代表ではネーションズリーグを戦っており、この6月にはネーションズリーグの準決勝が控えている。
明日の11日にはラ・リーガ第35節でレアル・マドリードとのクラシコに臨む予定となっていて、優勝争いへ絶対に落とせないゲームだ。ペドリのラストスパートが必要であり、同メディアは今季のペドリが69試合ほどこなすことになるのではないかと予想。プレイタイムが5000分を超える可能性もあり、再びペドリを酷使しすぎているのではないかと不安視している。
指揮官ハンジ・フリックとチームスタッフはここまで上手くペドリのコンディションを管理してきているが、それでも疲労はかなり溜まってきているはず。今季は完全復活を印象付けるシーズンとなっているだけに、怪我のトラブルだけは避けてほしいところだ。