リヴァプールのイブラヒマ・コナテ photo/Getty Images
現行契約は来年夏で満了
5日(現地時間)、リヴァプールは同クラブのトレント・アレクサンダー・アーノルドが契約満了に伴い今シーズン限りで退団することを発表した。アーノルドの今後については未定となっているが、以前から同選手の獲得を熱望していたレアル・マドリードに入団することが有力視されている。
下部組織出身でサポーターからも愛されたアーノルドを移籍金の発生しないフリー移籍で手放すことはリヴァプールにとって大きな損失であることは間違いない。しかし、どうやらレアルは今年だけでなく来年の夏にもリヴァプールからフリー移籍で主力選手を獲得したいと考えているようだ。
スペイン紙『Marca』によれば、守備陣の強化を図りたいレアルはリヴァプールのイブラヒマ・コナテを補強候補としてリストアップしていて、同選手とリヴァプールとの契約が来年2026年6月末で満了となるため来年夏にフリー移籍で獲得することを狙っているという。
まだ25歳と若く、対人守備で抜群の強さを誇るコナテはリヴァプールで不動のセンターバックであり、ドイツメディア『Transfermarkt』によればその市場価値は6000万ユーロ(約98億2000万円)と算出されていて、通常の移籍では莫大な資金が必要になることからレアルは現在のコナテの契約が切れるのを待つ方針を固めたようだ。
リヴァプール専門メディア『LIVERPOOL.COM』によれば、リヴァプールとコナテの代理人による契約延長に向けた話し合いは既に始まっているものの、早期の交渉成立を望むリヴァプールに対してコナテ側は給与の大幅アップを要求していて、現段階では契約延長の見通しは立っていないという。