クラシコでレアルを撃破したバルセロナ photo/Getty Images
クラシコでも2点のビハインドを跳ね返した
11日にラ・リーガ第35節でライバルのレアル・マドリードを4-3で撃破したバルセロナ。スマートな戦い方とは言えないかもしれないが、今のバルセロナは相手にリードを奪われてもひっくり返す破壊力がある。
今回のクラシコも先に2点リードを奪われる展開となり、バルセロナとしては苦しい立ち上がりだった。しかしそこから猛攻が始まり、終わってみれば4ゴールを奪っての逆転勝利だ。
今季は似たような展開が何度もあり、チャンピオンズリーグ準決勝インテル戦もそうだった。最終的に敗れはしたが、ビハインドを跳ね返してしまうバルセロナの攻撃力は驚異的だ。
スペイン『Mundo Deportivo』によると、バルセロナOBのティエリ・アンリ氏もリードを奪われても負ける気がしないと興奮気味だ。
「このチームはいつでも勝てる。今季はベンフィカやインテル相手にも同じことをしているし、私は今回も落ち着いていたよ。友人にも勝てるぞと言っていたんだ。このチームは点差が開いても本当に良いプレイをする。この調子が続けば良いね。2009年に6-2で勝ったクラシコの時もそうだった。あの時の我々も素晴らしいチームだったよ」
当時のバルセロナはジョゼップ・グアルディオラの下で黄金期にあり、アンリ氏も左ウイングとして活躍。
今季は4度あったクラシコで16ゴールを奪っており、レアルにとっては何とも屈辱的なシーズンとなっている。